土作り
土作り園芸をやっていると気がつくのですが、土作りはとても大事です。植物に合わない土作りをすると生育が悪くなったり、病気になったりします。ですからその植物に合った土で植物を育てるようにしましょう
土作りで注意する事
水はけのいい土⇔保湿性のいい土
酸性の土かアルカリ性の土
市販されている園芸用土
- 黒土 : 保肥力◎、保水力○、通気性△
- バーミュキュライト : 保肥力○、保水力◎、通気性◎、透水性◎
- 鹿沼土 : 保水力◎、通気性◎ ・・・>酸性土
- 赤玉土 : 保水力○、通気性○
- 腐葉土 : 保肥力○、通気性◎
- ピートモス : 保肥力○、保水力○、通気性○ ・・・>酸性土
- 川砂 : 保肥力×、保水力×、通気性○、水性◎
自分で作る
鉢植えの場合の用土の配合例
一般の草花赤玉土7:腐葉土3を基本に組合せを変化させます。水はけを良くしたい場合は赤玉土6:腐葉土3:川砂1にします。私は大抵赤玉土5:黒土2:腐葉土3ぐらいにしています。黒土を入れるのは保水力をもう少しあげたいためです
観葉植物用土の配合例
赤玉土4:腐葉土4:鹿沼土2
ハンギングバスケットの配合例
赤玉中粒2:赤玉小粒2:バーミキュライト3:ピートモス3ハンギンギングなので軽量化の必要があります。また、空中にあるので乾燥しやすいので保水性の高い配合になります。注意点は保水力が高いので日のあたるところでは土中の温度が上がりすぎる事がありますので、夏などは日当たりに注意して下さい
挿し木の場合
鹿沼土か川砂、バーミュキュライトを用います。私は大抵鹿沼土を使います。鹿沼土を水にぬらして団子にして挿し木をする枝の切り口に団子差しします。切り口が真ん中あたりで止まるように。その状態でポットに入れて鹿沼土をポットに入れます。水は下から吸い上げます。上から水をかけると土が流れ出る事があるので、下から吸い上げるのがいいようです。 ベゴニアなどはバーミュキュライトなども使います
園芸ワンポイント
庭土などで土が酸性土になってしまった。土が酸性に偏ると植物がリン酸を利用できなくなります。他の成分も利用できなくなり、有機物を分解して土の状態を良くする微生物が減ります。酸性土を嫌う植物が多いので改善します。その方法は石灰肥料を土に漉き込みます。使うのは消石灰か苦土石灰を使います。PH1かえるには10㍑あたり10g前後使います。アルカリ性が強くなり過ぎないように注意が必要です