そよ風の庭ＴＯＰ＞田母沢御用邸
田母沢御用邸記念公園
田母沢御用邸記念公園は日光東照宮から中禅寺湖に向かう道の途中にあり以前から知っていましたが、田母沢と言う名前から田母沢さんと言う華族か著名人の家かと思っていました。
実は大正天皇にゆかりがある所です。皇太子嘉仁親王（大正天皇）のご静養地として、明治３２年（１８９９）に造営された旧御用邸だそうです。現在の平成天皇が疎開されて1年ほど住んでいた所でもあります。
道を挟んだ向かい側に有料の駐車場があります。そこに車を止めて、道を渡り田母沢御用邸へ入ります。建物内に受付があり入場料を払います。最初の広間にテレビがありビデオでざっと建物内の紹介を見てから、建物内を見学します。
中庭
建物はとても古いものです。明治32年造営とはいえ、一番古い建物は紀州徳川家中屋敷の建物を移築したものだそうです。多分永田町にあったお屋敷の建物だと思います。屋根は銅葺きだそうです
御用邸のはとても広く中庭もいくつかあります。庭師は建物内を通ることなく中庭に入る通路を通って庭の管理をしているそうです
中庭の出入り口
中庭の管理はどうなっているのか？どのように管理するのかと思っていたところ、建物の下をくぐり中庭に入る通路があるんですね。
庭師の人が建物の中をうろうろするのは不敬だからやはりこのような通路を作る必要があったのですね。でも、機能的で便利だと感じました
