挿し木
クチナシの挿し木は結構簡単です。気に入ったクチナシの花があったら、2枝ほど頂いて挿し木をすれば翌年には花と香りが楽しめます
挿し芽の時期
クチナシの花は7月初旬に咲きます。咲いている最中に、あるいは咲き終わった直後に花芽のない枝を切りその枝を使います
- 1.葉の下までを一節とすると2節ほど切ります。葉の下は5cm程残します
- 2.根元のほうをナイフで斜めにきります
- 3.30分ほど水につけておきます
- 4.バーミキュライト(赤玉土)をポットにいれて準備します
- 5.中央部に割り箸で穴をあけそこにクチナシを差し込みます。切り口をつぶさないように注意します
- 6.挿した所を指先で軽く押さえ倒れないようにします
- 7.底面から給水して明るい日陰におきます
- 7.水遣りを欠かさずに面倒を見てあげると30日前後で発根します
- 8.発根したら小さな鉢に移植します
枝の剪定花のついていない枝で元気のよさそうな(虫食いの無いような葉)枝を切り取ります |
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水揚げ2節ほどに切って30分ほど水につけて置きます。切る位置は葉のしたから4~5cmほど下にすると土にさした時に挿し易くフラフラしません。 |
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葉を切る葉が多すぎると葉に栄養をとられて発根が遅れます。葉の数を少なくするだけでなく、葉を小さくします。 |
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切った状態葉を切る時は平らにするのではなく、葉の中央部を尖らせます。半分にしてとがるように鋏で切ると写真のようになります |
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下処理終了写真のような状態でした処理は終了です。スマートに挿し易くしました |
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挿し木バーミキュライトか小粒の赤玉土をポット苗に3分の一ほどまず入れ、クチナシの挿し木を入れながら用土を足していきます。ポットに用土を入れ後からさす時は挿し木の切り口をつぶさないように割り箸などで穴を開けて差し入れます |
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挿し木の完成クチナシの挿し木が完成したら、底面から吸水します。クチナシなどは比較的しっかりとさせるので上から水をかけることも出来るのですが、やはり丁寧に下から吸水しましょう。 |
園芸豆知識
クチナシの挿し木は夏場の暑い時期を越えなければいけません。直射日光の当たらない明るい所におき、土が乾かないように毎日水をあげましょう