クチナシ
”クチナシの花”というタイトルの歌が有名ですが、将棋盤の足などにクチナシの花がデザインされていることでも知られています。将棋を指しているとギャラリー(周りで見ている人)が口出しすることが多いので”口出し無用”の意味を込めていると聞いた事があります
- 園芸分類 : 常緑低木
- 開花期 : 6月~7月中旬
- 用 途 : 庭植え,生垣,鉢植え,盆栽,切花
特徴と性質
関東南部以西、四国、九州、沖縄にかけて分布。白い花を咲かせて強い芳香を放ちます。 果実は出来るもので出来ないものがあるようです。クチナシの果実は栗きんとんを作る時に使われます。 低木とは言え3mほどになる種類もあるようです
楽しみ方
クチナシの楽しみ方には3通りあります。1つ目は花を楽しむ。白く厚みのある花びらは上品で素敵な感じがします。 二つ目は香りを楽しむ。梔子の甘い香りはとってもいいにおいです。 大き目の花であれば切花にして一輪挿しでも結構見て楽しみ香りで楽しむが可能です。但し、甘い香りに引かれて虫がついている場合がありますので、チェックしてから室内に入れましょう。 3つ目は実で楽しむ。実のなる種類であれば料理に使えます
栽培方法
購入
園芸店などで比較的低価格で購入できます。
用土
鉢植えの場合は赤玉:3 ・ 黒土:2 ・ 腐葉土:2ぐらいの水はけの良い用土にします
栽培のポイント
- 植え付けは日当たりの良いところを選びます
- 植え付け時期は十分に暖かくなった4月中旬~5月、8月~9月
- 葉は虫の食害にあいやすいので注意して捕殺するか、殺虫剤をまきます
整枝・剪定
花が咲いている時に出来る新しい枝に翌年の花芽がつきます。樹形を整えたい時は花が咲き終わる頃に早めに整枝します。軽く行う場合は蕾が花開く前に、伸びすぎた部分を切ると良いでしょう。 整枝した時の枝で挿し木も可能です
植替え
挿し木をして苗を作ったら2ヵ月後には植え替えもしましょう