そよ風の庭TOP家庭菜園スイカ(西瓜)

スイカ(西瓜)の起源

熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯を原産としています。水の少ない地域だから水分の多い果物が出来たのでしょうか?サボテンなどを連想します。 日本に伝わった時期は室町時代以降ではないかと言われています

スイカ(西瓜)の注目栄養素

果肉や種子にカリウムが含まれています。カボチャと一緒ですね。夏の暑い時期は知らず知らずに汗をかきます。 体内の水分が不足すると血液の流れも悪くなるので冷えた西瓜は水分補給にもってこいです。 汗と一緒の排出された塩分の補給に西瓜に塩を少量ふりかけると尚いいですね。 カリウムは疲労回復ならびに利尿作用があるため、暑さで体力を消耗し水分を過剰摂取することで起こりがちな夏バテに効果があるとされています。また、ナトリウムを排出する作用があるようなので高血圧が気になる人にもいい果物です

スイカ(西瓜)の栽培スケジュール

  • 植え付け : 4月中旬~5月末
  • 摘心 : 本葉5枚頃
  • 受粉 : 開花時
  • 収穫 : 7月中旬~8月末

スイカ(西瓜)の栽培

西瓜の植え付け

植え付け

時期:4月中旬~5月末
本葉が4~5枚ほど出てきたら植え付けの時期です。本来は畑のほうがいいのかも知れませんが広い畑があるわけでもなく西瓜の葉がテラスの日よけになればと植木鉢に植えてみました。 写真の苗は小玉すいかです。 根が浅くはる性質があります。深く植えすぎないように注意します。
用土:保水性のいい土壌
スイカの成長

摘心

本葉が5枚ほどになったらわき芽を増やす為に摘心します。写真は摘心を忘れたものですが、適当にわき芽が出てくるのであまり心配することもありません
すいかの花

開花

時期:5月中旬~
より確実に実をならせるために人工授粉をしましょう。晴れた日の午前中が一番適しています。人工授粉は雄花を摘み取り雌花に受粉します。 花の下にふくらみがあるものが雌花です
すいかの赤ちゃん

すいかの結実

時期:5月末~
上手く受粉するとスイカは大きくなってきます。写真のスイカは結実してから2週間程です。一回目の受粉は失敗して育ちませんでした。スイカだけを見るとなんと見事なスイカだろうと思いますが、隣の洗濯バサミと比較するとまだまだ食べる大きさではありません
紅小玉スイカ

すいかの収穫

時期:7月初旬~
紅小玉スイカのサイズは15cm前後のようですが、我が家で今回採れたのは10cm程度のものでした。天候不良のせいなのか、植木鉢での栽培だからなのかは分かりません。来年は畑に植えてみようかとも考えています

園芸豆知識

  • 鉢植えの場合は土が乾燥しないように朝夕2回十分に水をあげます。肥料は液肥であげます
  • 収穫は受粉してから35日前後です
  • スイカの雌花は花の根元にスイカの赤ちゃんのようなものが出来ています。受粉されると大きく成長してきます

すいかの花

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